数値解析の分野ではガウス積分という求積手法がよく用いられます。ガウス積分はルジャンドル多項式を使って積分点と重みを算出しますが、初学者はまずこれらの概念を理解するのが難しいです。この記事では簡単な関数を題材にガウス積分を計算する方法をPythonコードと共に紹介します。
続きを読むPythonで基礎から学ぶ1次元梁モデルの有限要素法
有限要素法は一般的に商用ソフトやオープンソースのライブラリを活用して「使う」ことが多いものですが、理解するためには自分でプログラミングするのが一番です。ここでは手計算でもできるレベルの問題をPythonによる有限要素法コードで解くことで、計算の流れを把握することを目指します。
続きを読むYOLOv8のposeで動画ファイルから姿勢推定をしてみた
Pythonの外部ライブラリultralyticsを用いれば、YOLOを使ってバウンディングボックスの描画だけでなく、高度な姿勢推定も実現可能です。この記事では、動画ファイルに対してposeモデルを利用した姿勢推定コードの作成と利用方法を分かりやすく紹介します。
続きを読むSciPyのcurve_fitでデータを任意の関数に近似する方法
技術計算の分野では、測定されたデータを任意の関数にカーブフィットする需要が頻繁にあります。Pythonのscipy.optimize.curve_fitを使えば点列データを1次元や2次元の関数で簡単にフィッティングできます。ここでは様々な関数を例にcurve_fitを使ってみた内容を紹介します。
続きを読むWindowsのWSL2でPython3/GetFEMを使ってみた
計算力学技術者試験の勉強のため、Pythonで使える有限要素法ライブラリGetFEMを使ってみました。GetFEMは通常Linux環境が必要ですが、WindowsでもWSLを使えばLinux環境を手にいれることができます。ここではWindows機でGetFEMを使う時のメモを紹介します。
続きを読むPython/ultralyticsでYOLOv8をただ使ってみた
機械学習に強いPythonとはいえ、ゼロから精度の良い物体検出アプリをつくるのは骨が折れるでしょう。しかしultralyticsというライブラリを使えば数行のコードでキーとなる検出部分を書くことができます。ここではultralyticsを用いたYOLOv8の説明を行います。
続きを読むPython/SpeechRecognitionで音声認識してみた
機械学習で有名なPythonを使って「音声認識」をしてみます。今回は初心者が最も導入しやすいSpeechRecognitionをインストールし、Googleのサービスを使ったGoogle Speech Recognitionによる音声認識プログラミング事例を紹介します。
続きを読むSwiftUIで録音した音声を平均化FFTするアプリをつくってみた
今回もiOSアプリ制作シリーズです。これまで学んだ録音・再生・フーリエ変換・オーバーラップ・窓関数・聴感補正・dB変換を全部盛りにしてSwiftUIによる平均化FFTを実行するアプリを作ってみます。まずは個別のコードを紹介し、最後にコピペ可能な全コードを載せて実行結果を説明します。
続きを読むSwiftUIで時間波形に窓関数をかけてグラフ表示する方法
フーリエ変換をする際、漏れ誤差の改善のために一般的に窓関数を用います。ここではiOSアプリ開発でも窓関数の適用ができるようSwiftによる窓関数の適用方法を紹介し、実際に時間波形に対して適用、グラフ表示まで行います。
続きを読む回転機の振動シミュレーションで回転パルスを設定してみた
先日の記事で回転機のアンバランス振動シミュレーションをPythonで行いました。振れ回り振動と参考書の対応がとれたので、次はより詳細な分析を行うために回転パルス(基準信号)をシミュレーションで設定してみます。ここではPythonのodeintで基準パルスを設定しながらアンバランス振動のシミュレーションを行う方法を紹介します。
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