話題のPythonオンライン学習サービス「PyQ」は本当にコスパが良いのか?気になった筆者が早速有料コースに登録してみたので、学べる内容やレベル、コスパ等、登録を考えている人の参考になる情報を紹介します。
こんにちは。wat(@watlablog)です。
今回はPythonプログラミング学習サービスのPyQに潜入して来ました!まずは潜入捜査1日目の感想をお伝えします!
PyQはPython特化のオンライン学習サービス
まず色々と気になったことを書く前に、PyQについてご存知でない方もいらっしゃると思いますので簡単に紹介しておきます。
PyQとはPythonに特化したオンライン学習サービスのことで、Pythonのインストールや環境構築をすることなく、ブラウザだけで完結したPythonプログラミング学習をすることができます。
オンラインPython学習サービス「PyQ™(パイキュー)」公式ページへ行ってみる
僕自身はこのブログでPythonを勉強してきました(この文章を書いている時点で66記事文のプログラムを書きました)。しかし、元々プログラマ的な職業では無いため、かなり我流感は否めませんでした。
そろそろプログラムの正しい書き方や、AIやアプリケーション開発に関する体系的な学習がしたいと思い始めていた時にこのPyQを知りました。
PyQのサービスは有料(月額制(個人):ライトコース2980円、スタンダードコース7980円)で、特に無料体験といったキャンペーンは見当たりません。
一体何が学べるのだろうか?
今中途半端にPythonを覚えた自分でも登録する価値はあるのだろうか?
どんな感じで学習するのか?
コスパは良いのか?
?????????
疑問が尽きませんでしたので、ブログ発信者として自腹で月額料金を払いながらレビューしていくことに決めました!
PyQは目的に対して次に何を学べば良いかを示してくれる
PyQのコース一覧(基礎から機械学習まで)
まず1つ目の疑問「一体何が学べるのだろうか?」ですが、PyQには様々なコースが用意されていました。
以下の画像は実際のPyQの画面ですが、最初は未経験から、下の方に行くにつれてだんだんと機械学習やスクレイピング、Webアプリ・API等、Pythonを始める理由となりそうなジャンルが沢山ありますね。
内容の説明は公式ページの方がわかりやすいと思いますが、Pythonという言語は科学技術系のプログラミングが得意なので、統計、数学、データ分析といった専門ジャンルを設けているものと思われます。
オンラインPython学習サービス「PyQ™(パイキュー)」公式ページへ行ってみる
PyQはクエスト形式!学習を進めれば自然と必要なスキルが身に付く
コースの種類はそれなりに多いということがわかりました。次はどんな感じで学習を進めていくスタイルなのかを調べてみます。
今回僕が有料コース(ライトコース)に登録してPyQの各コースを選択してみると、以下のようにさらに細かい項目に分かれていました。
PyQは「クエスト方式」の学習スタイルをとっていて、上の画像のような細かい項目の1つ1つに複数の課題が設定されています。
それぞれの課題は以下の画像の画面でこなしていきます。画面左にはその項目の学習用テキストと課題、画面右上にはプログラミング画面があります。プログラミング画面は僕も使っているPyCharmというIDEと酷似していますね。
課題に対するプログラムコードを記述し、実行、判定ボタンで答え合わせをするという手順で学習を進めて行きます。間違えるとエラーも出るんだから裏で本物のPythonが走っているんでしょうか。
判定結果もどこが差異かを教えてくれるので、わかりやすいかなという所感です。
オンラインPython学習サービス「PyQ™(パイキュー)」公式ページへ行ってみる
クエスト形式の学習スタイルでPyQ…Python Questということか!?
PyQはどんな人に向いている?
PyQに登録すべきか否か、お金を払うワケなので初級、中級、上級とレベル別にメリットがあるかどうかを考えてみます。
Python初心者向けコースで文法を学ぼう!
PyQには、Pythonに全く触ったことがなく、なんなら他のプログラミング言語もやったことが無いという人用のコースが用意されています。
全くプログラムの経験が無い人は「未経験からのPython文法」、他のプログラム経験がある人は「プログラマー向けPython文法速習」から受けるのが丁度良いと思います。
このWATLABブログで60記事以上書いた僕の所感としては、この2つの内容は少し物足りないレベルと感じました。
しかし、細かい文法やPythonでの作法を知らなかったと思い知らされる内容は多々あったので、多少退屈でも、僕もこの最初のレベルから積み上げて行こうと思います。
聴感補正の記事とか、2乗するだけなのにnp.powerを使っていました笑
単純に**を使えばよかったのにお恥ずかしい。
やっぱり基礎をしっかりやっておくというのは大事なようですね。
Python中級者は好きな技術を直接選ぼう!
Pythonの基礎文法やそれなりのコーディング作法に自信のある人は、いきなり「機械学習」や「スクレイピング」、「統計分析」等の専門技術のクエストを選択するのが良いでしょう。
今話題の機械学習のクエストはこんな感じでした。僕はもう少し初級者用のクエストでレベルを上げてから挑みたいと思います。
Python上級者でも実務経験が無い人は実務コースを受けよう!
機械学習やその他技術的な内容は大学とかでやっている、という人向けに実際の業務に直接役立つコーディングの仕方、設計のやり方に関するクエストもあります。
ばりばり現場でPythonを使って、既に第一線で成果を出している本当の上級者にはPyQは必要ないと断言できますが、これからプログラマとして業務を行う予定のエンジニアのたまごには丁度良いクエストと思います。
クエストは400以上、1000時間相当も用意されているようです。是非公式ページからその内容を確認してみて下さい。
オンラインPython学習サービス「PyQ™(パイキュー)」公式ページへ行ってみる
PyQの料金は高い?安い?コスパの所感
PyQは有料サービスです。お金をかけても登録するべきかどうかは個人個人でよく吟味するべきです。ここではコスパについて実際にお金を払ってみた感想を述べておきます。
書籍と比べれば気にならないレベル
まず、プログラム言語学習者としては、書籍で学ぶ人が大変多いのではないかと推測します。
僕はどちらかといえば紙の本を見て学習するのが好きな方です。書籍にしか載っていない情報があるとわかれば1万円の本も躊躇なく購入するタイプです。
相場からすると、大抵の技術書は2,000円や5,000円クラスで販売されていますね。
PyQのライトコースであれば、月額2,980円で全てのクエストが受け放題なので、技術書と比べるととてつもなく安いというイメージを受けました。
PyQにはスタンダードコースという月額7,980円のコースもあります。このコースは課題に対してプロの講師に質問できるという特典が付きます。
プログラミング学習で最大のネックは挫折だと思いますが、プロの講師から教えてもらう権利は挫折防止には良いのかも知れません。
ただ、僕はひとまずライトコースに課金しました。
もしどうしてもわからない事が出てきて、どうしようもなくなってきた場合はさらに課金するかも知れません。
ただ、TwitterでPyQ仲間になってくれる方がいたらその必要もないかな?
wat(@watlablog)のフォローを切にお待ちしております!
他のオンラインサービスと比較しても安い
ここでは名前を伏せますが、他のオンライン学習サービスというのも色々あるようです。
しかし、僕が調べた中では、機械学習分野のコース等、ガチなやつはコース別で15万円クラスが相場のようでした。無料の範囲で利用できるサービスもありましたが、PyQの有料サービスほどのコンテンツは無いかなというのが感想です。
おそらく実務の第一線で活躍するためには15万円クラスのコースを受講して、自分でもどんどん学習を進めて行くのが最も成長のはやい方法だと思います。
その点、PyQは比較的お手軽なオンライン学習サービスという位置づけと感じました。
もちろん全てを体験したわけでは無いので、実際利用してみたら思いのほかよかったという結果になるかも知れません。
PyQは僕が実際に登録してみて、コスパは圧倒的に良いという感想を持ちました。
オンラインPython学習サービス「PyQ™(パイキュー)」公式ページへ行ってみる
まとめ
本ページは、Pythonに特化したオンライン学習サービスであるPyQについて、実際に登録してみた筆者が、登録をしようか迷っている読者に向けて書いたページです。
結果、Python初心者はもちろんのことですが、Python中級者以降の方にとってもかなり有益なサービスなのではないかという感想を持ちました。
価格はそれほど高額というわけでもなく、無料サービスほどコンテンツ不足を感じさせない絶妙な設定でした。
まずはPyQでPythonの学習をしてみるのも有りではないでしょうか?
僕もPyQでクエストをこなしていきます!成果はブログで報告すると思いますので、これからも読んで頂けると嬉しいです!
Twitterでも関連情報をつぶやいているので、wat(@watlablog)のフォローお待ちしています!是非情報交換しましょう!
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