このブログではしばらく自前のルンゲ・クッタ法を使って振動解析を行ってきました。しかしPythonで常微分方程式の数値計算をする時はSciPyのodeintを使った方が良いです。ここでは巨人の肩に乗るつもりでSciPy/odeintで振動問題を解くための例題を紹介します。
続きを読むPython
Pythonで非線形ばねを持つ1自由度振動系の周波数応答関数を求める
振動系の運動方程式において復元力項が非線形になった時、その周波数応答関数は特徴的な形を示します。この記事では非線形ばねを有する1自由度の運動方程式を題材に、ハードニング特性やソフトニング特性の周波数応答関数をPythonで解析する方法を紹介します。
続きを読むPythonでDuffing振動子を解析してアトラクターを見る
Duffing振動子は非線形の2階常微分方程式です。この方程式をある特定のパラメータ下で解析すると特徴的な模様のアトラクターを観察できます。ここではDuffing振動子の概要と、Pythonによる計算方法を紹介し、自分の手でアトラクターを描くまでを目標とします。
続きを読むkivyで作ったアプリをNuitkaでexe化する時のエラー対処例
Pythonプログラムの実行ファイル化(exe化)はPyInstallerが有名ですが、Nuitkaというライブラリも最近注目されてきました。ただやはり実行ファイル化はビルド時のエラーとの戦いが避けられません。この記事では筆者が直面して最終的に解決した方法を備忘録として記録します。
続きを読むkivy/PyAudioで録音アプリを作ってみた
kivyはモバイルにも対応したGUIアプリ開発ライブラリです。今回はモバイルアプリを意識して別ページで用意した設定画面をスワイプで呼び出せる録音アプリの作り方を紹介します。録音はPyAudio、波形表示はmatplotlibと連携しています。
続きを読むkivyでmatplotlibを使う時にハマったので解決の備忘録
kivyはモバイルにも対応しているクロスプラットフォームGUIアプリ開発ライブラリです。科学技術関係のアプリを作る際、matplotlibによるプロットを利用したくなりますが、今回は筆者がインストールの時点でハマってしまったので解決方法を備忘録として残しておきます。
続きを読むPython/kivyでGUIアプリ開発!基本の書き方を学ぶ
kivyはデスクトップやモバイルをはじめとした様々なプラットフォームでGUIアプリを開発できるライブラリです。ここでは基礎となる.kvファイルの書き方をはじめ、簡単なウィジェットを作成してイベントを設定することでkivyに入門することを目標とします。
続きを読むPython/MoviePyで静止画に音声を付けて動画を作成する
wavやmp3といった音声ファイルを動画として公開したい時、Pythonの外部ライブラリであるMoviePyを使えばたった数行のコードで動画作成まで実現可能です。ここではサンプルファイルを使いながら、MoviePyを使った一連の画像、音声、動画処理方法を紹介します。
続きを読むPythonで簡単にwavファイルのノイズキャンセルを行う方法
マイクで音声を録音した時、録音環境によっては不快なノイズが入ってしまいます。Pythonの外部ライブラリであるnoisereduceは難しいコードなしに簡単にノイズキャンセルをかけることができます。実波形を例にその特徴を解説します。
続きを読む振動波形のヒルベルト変換から対数減衰率を求めるPythonコード
減衰自由振動現象の重要な特性に減衰率があります。減衰特性は物性から求めることが難しいので、実際に系を振動させて測定することが一般的です。ここでは減衰自由振動の波形に対してヒルベルト変換を行い、対数減衰率を計算するPythonコードを紹介します。
続きを読む