Pythonプログラミング環境を構築したばかりの人に向けて、まずはたった1行で完結するシンプルなコードと、何もツールを使わない超基本的なプログラム実行方法を紹介します。
こんにちは。wat(@watlablog)です。
Pythonプログラミング環境を構築しましたが、本日は世界一簡単なコードと実行方法を通して、「単純にプログラムを実行する」ことだけを行います!
色々難しいことを覚える前に
いきなり複雑なプログラム書き始めて良いのは中・上級者だけ
いきなり「構文は~」「型は~」と覚えてからそれなりに大きなプログラムに着手すると、プログラミングから実行、結果の確認までの全体像を掴む前にデバッグ作業に追われる事になります。
プログラミング初学者(僕を含め)がそれをやってしまうと「プログラムってなんだか難しいな」というイメージが先行しがちで、中には挫折してしまう人も出てくるでしょう。
中級者や上級者、他の言語で経験のある人は本ページの内容は必要ありませんが、初学者はまず簡単に全体像を掴みましょう!
世界一実行されているプログラムを作ろう
C言語をはじめ、様々な言語の壁を越えて作成されてきた有名なプログラムの中に「Hello world!」プログラムというのがあります。
何のことはない、ただ単にプリント文を使って画面に「Hello world!」と表示させる「だけ」のプログラムです。
何の仕事もしないプログラムですが、実行環境を構築したばかりの人の動作確認には持って来い。早速作ってみましょう!
Hello worldプログラム
ソースコード
まずはメモ帳等のテキストエディタで、以下の文章を記述し拡張子を「.py」にして保存して下さい。
保存する場所は任意の場所で結構です。僕は「ドキュメント」フォルダの中に「Python」フォルダを作成して、その中にさらに作成した「HW」フォルダ直下に保存しました。ファイル名はHW.pyです。
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print("Hello world!) |
コマンドプロンプトで実行
Windows環境で説明します。
まずはコマンドプロンプトを開いて、カレントディレクトリを先ほど.pyファイルを作成した場所に移します。移動には「cdコマンド」を使います。cdの後には半角スペースを入れるのを忘れないで下さい。
カレントディレクトリとは、今いるフォルダという意味です。
次に「python HW.py」と打ってエンターボタンを押します。以下の画像を参考にして下さい。pythonのpは小文字です。
「Hello world!」と表示されたら成功です。
まとめ
本記事では、世界一簡単なプログラムであるHello worldプログラムを作りました。
IDEも何も使わない最も基本的な使い方を通してプログラムの実行を行いました。これは環境構築したばかりの人のための動作確認でもあります。
これくらいなら楽勝だね!こういった基礎の積み重ねは意外と大事!
Twitterでも関連情報をつぶやいているので、wat(@watlablog)のフォローお待ちしています!
参考文献
この辺の基礎の話はWeb上の記事や色々な本に載っていますが、コマンドプロンプトにおける実行方法からいくつかの制御構文を図付きで紹介している「Pythoonスタートブック」が初学者にはオススメです。
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